2020年はもうそろそろ終わりになりますね。皆さん2020年はどんな1年でしたか。数字のいい年だったのに人類歴史上の予想のつかない出来事ばかりの1年でした。新型コロナウイルスの影響でもあり、他にもたくさんの出来事が起こりました。

今年の世界の8出来事をピックアップしました。

1.新型コロナウイルス

初めて中国の武漢市で病原体不明の肺炎患者発生し、後にそれが新型コロナウイルスによるものと判明しました。そのあと、世界の各国に広がり、深刻な状況になりました。


12月23日現在世界で7700万人超感染、170万人死亡。

写真:yahoo. 新型コロナ拡散の源とされる武漢華南海鮮市場


2.アメリカの大統領選挙

写真:Reuters.

新型コロナウイルス感染拡大で景気が悪化する中、そして反人種差別の抗議運動が深刻な状況に行われたアメリカの大統領選挙で世界を騒ぎました。

選挙結果は民主党のバイデン氏の勝ちですが、現トランプ大統領は選挙に不正があったと主張し、結果を覆しつつけています。

 

3.米中関係

写真:Reuters. 大阪で開催されたG20

世界の第1と第2である最強国のアメリカと中国の関係が歴史上最悪の展開になっており、新冷戦になる寸前です。中国に対し、総領事館を閉鎖させるとか貿易上で厳しい措置しました。米政府内では世界規模の大災害新型コロナウイルスに関して中国政府が情報を十分に公開していないとして不満が募りました。


4.中印国境紛争

写真:ANI.中印の軍事が対面する様子

4000キロ以上に及ぶ未確定の国境線をめぐり、インドと中国との緊張が続いています。45年ぶりに死者を出した6月の軍事衝突で再燃した両国の国境紛争は、いったんは沈静化したものの、8月末に両国が国境地帯での軍の動きに絡んで非難の応酬を繰り広げるなど、対立の火種はくすぶったままです。

 

5.アメリカがイランのソレイマニ司令官を殺害

イラン革命防衛隊の精鋭コッズ部隊を長年指揮してきたカセム・ソレイマニ司令官をアメリカが殺害したことによって、これまで低強度で推移してきた両国の対立は劇的に悪化しました。その余波はきわめて深刻なものになり得ます。

写真:Reuters. バグダッド国際空港の外で燃える残骸

 

6.アメリカの反人種差別の抗議運動

2020年5月にアメリカのミネソタ州ミネアポリスで発生した人種差別に抗議するデモが起こりました。ジョージ・フロイドの死に起因とされました。デモのさなかの暴動は全国・世界にまで影響し、一部の過激派が人種差別非難という本来の目的を逸脱した略奪・放火などの犯罪行為を行い問題化しました。

写真:AP. 抗議運動の人たちが交番を放火した。

 

7.ベイルート港爆発事故

写真:爆発事故が発生した後のベイルート港

2020年8月4日18時頃(現地時間)にレバノンの首都ベイルートで発生した爆発事故。この爆発はベイルート港で発生し、203人が死亡、6,500人以上が負傷し、最大で30万人が家を破壊されて住む場所を失いました。レバノン総合治安局長は、今回の主な爆発は、政府によって没収され過去6年間港に保管されていた約2750トンの硝酸アンモニウムと関連していると述べました。

 

8.アルメニアとアゼルバイジャンの戦闘

7月にコーカサス地域にある国、アゼルバイジャンとアルメニアの間で大規模な戦闘が起きました。軍同士が国境の街で衝突、その後も断続的に双方の攻撃が続き、銃だけでなくヘリやドローン、戦車等がすでに出動しました。きっかけは明らかになっておらず、お互いが相手側から先に攻撃して来たと主張しました。

民間人および両軍兵士の死傷者数は公式には数百人から数千人と幅があり、両政府当局から発表された死傷者数の検証はされていません。アゼルバイジャン第2の都市のギャンジャや、アルツァフ共和国首都であるステパナケルトを含む主要都市が被害を受け、多くの住居が破壊されました。

11月9日に世界強国は仲介役になって両国が停戦協定を合意しました。

今年仕事がなくなった人、命が奪われた人もたくさんいたのではないかと思います。そして来年も世界はどうなるかはわかりません。ですが、元気で生きているあなたは幸せだと思います。2021年は世界がいつものように戻り、良い年になりますように祈りましょう。