・実習生を受け入れるにあたり、何か条件はありますか?
・実習生はどうやって募集するのですか?
・実習生は直接会って面接することはできますか?
・「技能実習1号」と「技能実習2号」の違いはなんですか?
・何人でも実習生を受け入れることは可能ですか?
・公的機関への手続きや対応はどうすれば良いでしょうか?
・外国人技能実習生を受け入れる際にかかる費用にはどのようなものがありますか?
・入国直後の実習生の日本語レベルはどのようなものですか?
・各種社会保険は必要なのでしょうか?
・技能実習生総合保険には加入しなければなりませんか?
・自動車の運転などの業務を任せることはできますか?
・実習生は退職や転職をしませんか?解雇することは可能ですか?
・日本での一般生活は大丈夫でしょうか?
・日本と実習生母国との生活習慣の違いへの対応策は何かありますか?
・実習生の食事で配慮すべきことはありますか?
・ホームシックになる実習生もいるのでしょうか?
・実習生は家族と一緒に住みますか?
・現場への移動は実習生ひとりで大丈夫ですか?
・技能検定試験とは何ですか?
実習生受け入れについて
詳細をご説明いたします。
①本組合の定める業種を営む法人事業者もしくは個人事業主であること
②各種社会保険へのご加入
③技能実習生へ愛を持って接して頂く
ご要望調査の段階で、性別、年齢や細かい条件などのご希望をお伺いした後、当組合が海外送出機関に募集をかけます。
当組合職員、通訳も同行しますので、スムーズに面接を行っていただけます。
お忙しい場合はインターネット利用による面接も可能です。
「技能実習1号」は来日1年目のことで技能等の修得を目指します。
「技能実習2号」は来日2年目・3年目のことで修得した技能等を更に高めます。
入国時や在留資格更新時などの申請や更新等の手続きは、当組合で対応させていただきます。
受入企業様には都度、必要な書類のご準備などをご案内させていただきます。
技能実習生は、採用後に母国で6~8か月間と入国後に1ヶ月間、日本語の学習を行います。
当組合では、企業様に配属後も定期的な日本語講習を実施し、早期の日本語レベル向上を目指しています。
技能実習生の雇用条件について
技能実習生は労働者として実習をすることになります。
技能実習生受け入れの際には、就業規則などの各種規定を確認いただき、法に則った適切な運用を行なっていかなければなりません。
技能実習生とは労働契約を結びます。
そのため、日本人労働者と同じように各種社会保険が必要となります。
技能実習生総合保険にご加入頂きますと、病院で治療した際の自己負担分となる3割が補償され、技能実習生の自己負担がなくなります。
また、労災保険・健康保険が適用されない、第三者への賠償責任なども補償されます。
技能実習生が母国の免許を所持している場合でも、日本で自動車を運転することはできません。
日本の免許を取得すれば運転することはできます。
技能実習生は、企業・職種・労働期間が限定された労働契約を結びます。
特別な理由を除いて解雇、退職及び転職をすることは基本的にはできません。
企業に配属後の生活に関して
住居(宿舎)は、企業様でご用意していただきます。
技能実習生が1日を過ごす場所としての広さ(1人当たり4.5㎡(約三畳)以上)があり、快適に過ごす環境であることが求められます。
また、配属日より生活をすることが出来るように家電や調理器具などの備品の準備もお願い致します。
採用後の入国前講習、入国後に行われる配属前講習中に、ゴミの出し方や備品の使い方など、一般生活に必要な知識やルールを指導します。
企業様、実習生への定期訪問時にも指導をさせて頂きますが、日頃のコミュニケーションにより企業様でもご指導をお願いすることとなります。
配属してすぐだと誤解や失敗は当然ありますので、次のポイントに注意してご指導ください。
①技能実習生母国の生活習慣と日本の生活習慣の違いを社員の皆さまに認識して頂く。
②言葉による失敗は誰でもあるものと考え、温かい心で根気強く教える。
③技能実習生に日本の「時間」の考え方を教える。「時間厳守」など。
④技能実習生に宿泊施設の使い方や近所の方への対応を指導する。
技能実習生は人前で怒られたことがあまりありません。
人目を非常に気にしプライドを持って実習に来ていますので、頭ごなしに叱ったりしないようにお願い致します。
母国では生食文化がない実習生がほとんどです。
本人が拒否をしたときは無理に食べさせたりしないようにご注意ください。
日本の物価と母国の物価は大きく異なる場合があり、ジュースやお菓子代も節約したいと考える技能実習生も少なくありません。
レクリエーションや飲み会などの会費の金額にも配慮をしてあげてください。
ただ、配慮をし過ぎてしまうと遠慮がなくなる技能実習生もいますので、節度あるご対応をお願い致します。
母国の文化として「家族・友人を大事にする」というものがあります。
技能実習生は毎日欠かさず家族や友人に連絡をとろうとします。
緊張や不安などでホームシックを起こす技能実習生はいますので、次の点にご注意ください。
①ホームシックは誰にでも起こりうるものと理解する。
②技能実習生の伝えたいことを理解するために、技能実習生の日本語のレベルに合わせた会話を心がける。
③安定したネット環境のために、Wifi環境を整える。
技能実習生は、家族や友人を連れて実習に参加することはできません。
乗車方法が比較的スムーズであることや経費把握の観点から、現金で切符などを購入するよりもICカードなどの利用がおすすめです。
1年目技能検定試験は、筆記と実技の受検が必須となっており、基礎を確認します。
不合格だと1年目から2年目へ移行することはできず、1年目で帰国しなければなりません。
3年目技能検定試験は、専門的な技術の確認として実技試験を受けなければなりません。
この試験にて3年間の実習生活の成果をはかります。
日々の業務にまじめに取り組んでいる実習生であれば、合格できるはずです。
当組合も全力でサポートをいたします。