大阪の西洋建築を知ろう 
「日本の建築物」と聞いて何を思い浮かべますか?
古い建物を考えると…お城?お寺?
最近の建物を考えると…東京スカイツリー?あべのハルカス?
私たちが思い浮かべる建築物。
日本の建物の劇的な変化が起こった時期は江戸時代末期から明治・大正時代です。
日本の歴史では徳川慶喜が大政奉還したのち、明治天皇の元で新政府による近代化が進みました。
中でも、西洋列強諸国に追い付いて対抗しうる力を持つことを狙った「富国強兵」政策は日本の近代化を推し進めました。
建築業界でも同様に「西洋建築様式」が入り、「木造」主流だった建築様式に新たに「レンガ造」が入り近代化が進みました。
ここでは、日本の建築史において劇的な変化があった「江戸時代から明治・大正時代にかけて建造された大阪にある建物」を紹介します。
年 | 時代 | できごと | 建物 |
1787年 | 江戸 | 松平定信による寛政の改革がはじまる | |
1792年 | 適塾が建設される | ||
1825年 | 異国船打払令が発令される | ||
1828年 | シーボルト事件 | ||
1837年 | 大塩平八郎の乱が発生する | ||
1842年 | 水野忠邦による天保の改革がはじまる | ||
1854年 | 日米和親条約が締結される | ||
1860年 | 桜田門外の変により、井伊直弼が暗殺される | ||
1867年 | 将軍慶喜により大政奉還される | ||
1869年 | 明治 | 五稜郭の戦い | |
1871年 | 泉布観が建設される | ||
1877年 | 西南戦争がはじまる | ||
1889年 | 大日本帝国憲法が発布される | ||
1895年 | 日清戦争がはじまる | ||
1902年 | 日英同盟締結 | ||
1903年 | 日本銀行大阪支店が建設される | ||
1904年 | 日露戦争がはじまる | 中之島図書館が建設される | |
1910年 | 韓国併合 | ||
1914年 | 大正 | 第一次世界大戦がはじまる | |
1917年 | ロシア革命 | ||
1918年 | 大阪中央公会堂が建設される | ||
1920年 | 国際連盟設立 | ||
1921年 | 大江ビルヂングが建設される | ||
1923年 | 関東大震災 |