毎日の生活で目にする建物。いろんな種類があります。
- マンションや一軒家などの住むためのもの。
- ビルや倉庫など働く拠点(きょてん)となるもの。
- 道路や鉄道、水道や電気といった日常生活を送るうえで便利なもの。
これらを作り、私たちの生活を守る仕事が建設業界の仕事です。
もし、日本から建設業界の人たちが居なくなったら…?
考えたことはありますか?
お家は自分で建てないといけません。
土をならし、木を切り、運んで、組み立て、ドアや窓を作り取り付け、
電気と水道を引いてこないといけません。家が建つまでかなりの時間がかかるでしょう。
歩く道路は手入れされておらず、デコボコした道です。
放置をすれば、穴が出来たり、
水たまりがあちらこちらに出来て、滑(すべ)りやすくなり危険(きけん)です。
川に架(か)かる橋も手入れがされなければ、穴が出来たりボルトが緩(ゆる)み壊(こわ)れてしまいます。
私たちが当たり前のように使っている「道路」、住んでいる「お家」。
建設業界ではたらく人たちの手によって作られ、キレイに保たれています。
建設業界で働く人たちはプロ集団です。
例えば、地震に強い家を建てるには、専門的(せんもんてき)な知識が必要です。
木材を組み立てるとき、土台など気をつけなければならないところは多くあります。
家が斜(なな)めになったり、雨漏(あまも)りがしたり、隙間風(すきまかぜ)が入らないように精密(せいみつ)に作られています。
誰にも真似をすることが出来ない技術を持った人たちが、
そこに住む人のことを考え、黙々(もくもく)と作業する…
そんな優しくカッコいい人たちが活躍(かつやく)するのが建設業界です。
建設業界は、街に住んでいる人や働いている人にとってなくてはならない必要不可欠(ひつようふかけつ)なものなのです。