コロナウイルスの影響で技能実習生本人はもちろん、受け入れ企業の皆さんも心配な部分が多くあるかと思います。

 

そんな不安を少しでも軽減するため、現在発表されている助成金は、技能実習生本人・受け入れ企業の皆様も対象のものが多くあります。今回は、本日時点(4/29)で分かっている助成金等を下記に紹介していきますので、ぜひご参照ください。また各助成金に関して、申請のお手伝いも行っておりますのでお気軽にご連絡ください。

もらえるものはもらって、なんとかこの未曾有の疫病と戦いましょう!

 

①雇用調整助成金

雇用保険に加入している事業所で、各種条件をクリアした企業の従業員が休業した場合の休業手当が上限8,330円で支給されます。この助成金徐々に支給対象や支給額が拡大しているので、随時最新情報を確認することが大事です。また、国から支給される額と、従業員に支払う休業補償額の計算は別になるので注意が必要です。

https://www.mhlw.go.jp/content/000625731.pdf

 

②持続化給付金

ほぼすべての事業所を対象に、2020年のいずれかの月間売り上げが前年同月比50%以下の場合、法人が200万円、個人事業主が100万円を上限に支給される助成金です。来年の1.15まで申請可能なので、ゆっくり見ていただけれたらと思います。

概要:https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf

法人用:https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin_chusho.pdf

個人事業主用:https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin_kojin.pdf

 

③特定定額給付金

4/27時点で住民基本台帳に登録されているすべての国民(いわゆる住民票がとれるすべての人)に10万円支給される給付金は、技能実習生含む外国人労働者も対象です。マイナンバーや銀行口座のコピーが必要ですし、代行申請等による詐欺もでてきているようなので、企業様の協力をお願いできたらと思います。

https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/gyoumukanri_sonota/covid-19/kyufukin.html

 

④コロナ倒産により技能実習が困難な場合

万が一、技能実習生を受け入れている企業で、コロナの影響により企業活動を存続することができずに倒産せざるを得ない場合などは、一定の条件をクリアすると「特定活動」という在留資格に変更が可能で、事実上の転職も可能になりました。詳しくは関係省庁・担当管理団体にお問い合わせください。

https://www.otit.go.jp/files/user/docs/200428-1.pdf