さあ、要件はクリアできた!受け入れてみよう!となれば、いよいよ最初のビッグイベント「面接」です。
面接と言っても、現地での口頭面接、ラインやスカイプを使ったビデオ面接、組合による選抜のみの組合面接等可能な方法は多岐に渡りますが、AHRでは基本的には現地へ赴き、直接面接していただいております。
理由は2つ。
①日本に来る彼らのバックボーンを直接見てほしい。
②直接顔を合わせて、直接彼らの顔を見て選んでほしい。
特に初めて実習生を受け入れる会社様は、反強制的に連れていきます。(笑)
直接現地へ行くことで、彼らがどんなところで生まれ、どんな環境で生活しているのかを感じるだけでも、その後の彼らとの関係や接し方が間違いなく変わってくるからです。
加えて、面接の翌日以降には必ず家族面談を行っています。
出身地の関係で参加できない家庭もありますが、大半の家族には参加していただき多いときは家族親戚総出で来てくださいます。
実習生の多くは母国どころか地元を離れたことがないような子も多く、
彼らの親からしたら日本に行ってしまうのは寂しく、大きな不安を抱えています。
特に最近は情報社会で、悪い情報も多く流れているのも現状。そういった不安を少しでも取り除き、安心して日本に送り出してもらうためにも非常に意味のある会です。
初めて家族面談に行かれた多くの企業様が「あんなに質問攻めにあうと思わなかった・・・」というくらい色々な質問が飛び交いますし、内容も結構シビアです。。。
ただ、実際わが子が海外に行ってしまうと考えたらそうなるのも納得できますし、そういった心配事をひとつづつ一緒にその場でクリアにすると、気持ちよく日本に送り出してもらえます。
短い時間ではありますが、組合としても重きを置いているところです。