ベトナム訪問2日目は、いよいよ面接本番です。
面接の詳細は別ページでも書いておりますので、そちらをご参照ください。
通常午前中からお昼過ぎまでですが、14・15時ごろまでされる方もいらっしゃいます。
とにかく納得がいくまで本人と向き合っていただけたらと思います。
ここで、AHR協同組合的、面接をするうえでポイントになるであろう3つの要素をご紹介します。
①年齢
実習生には、18歳~30代前半くらいまでの年齢層の応募が大半ですが、受入経験の有無等、その企業様の状況によって、何歳がいいか正直一概には言えません。
ただ、簡単に特徴をまとめるならば
18歳~20代半ば
わりと日本語を習得するのが早い実習生が多い傾向だが、若い分、人生経験が少ないので、考え方や行動において幼稚な部分が出やすい。
20代半ば~30代
落ち着きがあり、社会人生活をしている実習生が多いので、仕事に慣れるのが比較的早い傾向がある。
半面、日本語の習得に苦戦する傾向があります。
ぜひ参考にしていただければと思います。
➁出身地域
日本に置き換えてみてもそうですが、住んでいる地域によって住民の特徴が変わってきます。
もちろん、あくまで「総じて多い」というだけなので、今回の実習生がそうかはわかりまでんが、1つの参考になるかと思います。
北部出身
首都ハノイがあるせいか、時代の流れが速く生き残ることに必死です。
また、外資が入ってきている街も多いため、海外というものが比較的身近です。
生真面目な性格、もっと言えばプライドが高く、自己主張をしっかりする実習生が多いように感じます。
中部出身
自然災害が多い地域であるためか、忍耐強い実習生が多いといわれています。
ベトナム語にも方言があるのですが、日本語を勉強した際にも中部独特の日本語になる場合が多いです。
習得自体に影響があるわけではないですが、話したときに少し北部出身者とは違うように聞こえる傾向があります。
③フィーリング
正直、ここは一番重きを置かれる企業様が多いです。
単なる勘というわけではなく、面接時以外のちょっとした休憩中や、体力テスト中に見せる「素の部分」もご覧いただいて、社風に合う実習生を見つけてください。
幣組合では、面接時と配属後のギャップが出来るだけ起こらないよう、当方スタッフが現地の教育機関で講師をし、面接段階である程度の性格や雰囲気、事前に学んでいる日本語能力を判断基準の1つにしていただくための取り組みを行っております。
短い時間ではありますが、実習生にとっても企業様にとっても、日本での実習期間である3年間をどう過ごすかに大きく関わってくる選択になりますので、より良いマッチングが行われるよう引き続きサポートしてまいります。