実習生たちは週に2回、実習時間の後、日本語講習に参加し、

「日本語能力試験」でより高いレベルの資格が取れる事を目標に勉強しています。

当組合では、講習をクラス分けし、各実習生のレベルにあった日本語講習を行っています。

日本語講習は実習生の寮でスマホを使い、オンラインで行います。

現場での実習は大変ですが、寮に帰ってから必ず参加し、真面目に勉強しています。

当組合のベトナム人通訳二人が講師となり、基本的には日本語で講習を行い、補足説明としてベトナム語で行います。

 

実習生は配属後すぐに、日本人のみの現場で実習が始まります。

日本語に対して苦手意識があると日本人と話しにくくなり、ストレスがたまる傾向にあります。

特に日本語講習N4のクラスは、日本入国から3か月ぐらい経過した実習生を対象としているため、ストレスが顕著に表れます。

講習のときに、講師が日常生活の把握を兼ねて

「お疲れ様!今日はどうでしたか?」と尋ねると「はい、疲れました」とニコニコしながら答えてくれたり、講習後に雑談をしたりと息抜きの場にもなっているようです。

 

実習生たちは日本にいる期間だけを考えるだけではなく、帰国後の将来のために、技能実習と日本語講習に真面目に取り組み、毎日コツコツと頑張っているように見えます。

そんな彼らの成長のためにも、日本語を早期に習得することが出来るよう、今後もサポートしていきたいと思います。

 

AHRベトナム人通訳