幣組合の事業の1つである外国人技能実習生受入事業では、主に建設業向けに人材の

紹介を行っております。現在受け入れはコロナの影響もありなかなか思うようにいきませんが

すでに入国して実習を行っている子や、入国を待ちベトナムにて勉強しながら待って

いる子たちのサポートは変わらず行っています。

 

特に我々は建設業に従事する人材を管理する中で、現場でのコミュニケーションや

事故を未然に防ぐという観点から日本語が重要であると考えているので、様々な

日本語サポートを行っています。本日はその一部をご紹介します。

 

面接前の事前教育

技能実習生を受け入れる際に必ず行うのが面接です。通常ですと、現地国にある

送り出し機関と呼ばれる学校が人材を募集し、その中から企業様に選抜いただきますが、

幣組合では組合による事前教育と選抜をクリアできたもののみ企業面接へ参加させています。

日本語の適性を見るのはもちろん、授業中の態度や私生活の雰囲気などを見て組合の

日本人スタッフが評価し、ミスマッチができるだけ起こらないような体制を作っています。

 

合格後の会話教育

面接に合格し、日本語教育を本格的にスタートした後も会話の部分で教育に入っています。

日常会話をはじめ、建設現場での会話や教科書では勉強しない関西弁などを入国前に

耳に慣れさせておくことで、よりスムーズに実習生に入れることを目指しています。

もし入国が迫っていても、組合の求める水準になっていない場合は、入国時期を

遅らせるという対応もしています。

また、最近はコロナで入国できず勉強しながら現地で待っている実習生も多くいますので、

モチベーションの維持や日本に来れるのかという不安を少しでも取り除けるよう

ケアするといった目的もあります。

 

 

入国後の日本語教育

入国してからも、組合から貸与しているスマホを使ったオンライン授業を展開しています。

日本語能力の高いベトナム人講師による文法クラスと、教師免許を持った日本人講師

による会話クラスを設けて、仕事後の時間にみなさんと学習しています。

教えることはもちろん、日常的にコミュニケーションをとることで教育を通じた

管理体制にもつながっています。

基本的には組合に所属している実習生が対象ですが、最近は他組合の実習生も

参加しています。

人数に制限はありますが、もしご興味あれば一度ご連絡いただけたらと思います。

もちろん無料です。(お問い合わせ

 

また実習生だけでなく、日本語学習者に向けた教育コンテンツの配信も行っています。

もしよかったらシェアしていただけると嬉しいです。

 

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