建物の形は土地の形状やデザインにより多種多様です。
四角形もあれば、駐車スペースを確保するためにL型にしたり、中庭を設けるためにロ型にしたり…
職人さんが建物を建てるために必ず見るものとして、建物の「設計図書」があります。
下記のようなものが書かれています。
・建物の形状
建物の大きさ、四角形などの形はもちろん、屋根の種類(三角だったり、片流れだったり)
・どこにどういった設備が配置されるか
キッチンなどの水回りはもちろん、ドアやサッシはどこのメーカーのどんな商品か、縦・横・奥行きのサイズ
・梁など、建物の骨組みはどのように組まれるのか
木造などの種別、在来・2x4といった工法
・断熱材や外壁はどのような資材を用い、どのような順番で施工するのか
建物に求められる断熱性能や外壁の色やデザイン、骨組みからクロスを貼るまでにどのような順番で施工するのか
・室内のイメージ
建物を一部切り取ることで立面図だけではわからない箇所を説明したりなど
実際に建物を建てるまでに、建物のオーナーと設計士が事前に打ち合わせを行います。
そのときに決まったイメージやキッチンなどの商品の種類、建物にどのように配置するのかの指示書となります。
現場の職人たちは、その「指示書」をもとに建物を建てます。
指示書となる「設計図書」がなければ、建物を迅速に建てることはできません。
オーナーの思い描く建物への一歩として
「設計図書」はなくてはならないものなのです。
ちなみに。。。
私たちAHR協同組合の共同購入事業は、
「設計図書」を読みこんで、指示されている資材を安価に仕入れ、施工店へ販売する事業です。