先日から技能実習生の入国について情報発信してまいりました。(過去ブログ)
3月末に飛行機が飛ばないようになってから、ずっと現地で待っていた実習生の
入国がついに再開し始めます。今回はその一連の流れをご案内します。
①入国ビザの再申請
当組合ではベトナム人技能実習生を受け入れており、今回新しくできたレジデンストラック
の対象となっていたため、ベトナムにある日本大使館へ一時効力取り消しとなっていた
ビザの再申請を行いました。
技能実習生に関して入国予定者が多いとのことから、9/10現在ではビザが今年の
3/27までに発給されていた実習生のみが対象となっています。(在ベトナム日本国大使館)
と言いつつも、現地側に聞くと申請者は少ないようでかなりすいていたとのことで、
通常10営業日前後かかっていたビザ申請が、今回は2営業日で発行されました。
②入国後講習先の確保
普段技能実習生は入国してから1か月間、最後の研修のため国内で講習を行ってから
企業様へ配属となりますが、それに加え、今回申請したレジデンストラックは入国後2週間は自主隔離
が必要となります。
しかもビジネスホテルのように一人一人個室で風呂トイレも共有にしてはいけないとのことで、
かなり経費増と受入側の負担増を危惧していました。
しかし、提携している講習機関さんが長きにわたる検討と交渉の上、個室の段取りに加え、
当初予定の一か月の講習の前半で自主隔離を行う体制を整備してくださり、なんとか
新しい体制を整えることができました。
当組合では実習生にスマートフォンを支給しているので、そちらを使いオンライン入国後講習も
厚生労働省への健康状態の報告も問題なくできます。(厚生労働省)
③飛行機の確保
ベトナム航空が10/24までの結構すでに決めており、週に1便飛んでいるANAやJALの便は
一時期20万円前後しており、実質的に入国はまだまだと思っていたのですが、
ここにきてANAやJALの飛行機価格は値下がりし(見ていると400-800USD)、
今月の中旬以降には、ベトナム航空も週に一便飛ぶようになるとのことで、
最後の問題も無事にクリアとなりました。(Vietjo)
コロナ後初の受け入れは来週の予定しており、またハノイからは成田空港着の便しかなく、
さらに公共交通機関は使用できないため、成田から大阪まで車での大移動となりますが、
事故と感染症対策はしっかり行いながら、久々に彼らと会えるのを楽しみにしたいと思います。